【お客さまの声】「自分が間違っている」と気づくことが一番の壁だった | 中小企業の経営コンサルティングならブレインマークス
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2018.07.24

顧客の声

【お客さまの声】「自分が間違っている」と気づくことが一番の壁だった

安東 邦彦

これまでにコンサルティングプログラムにご参加いただいたお客さまの声をお届けします!

今回は、医療法人幸成会明治歯科診療所(群馬県北群馬郡吉岡町)理事長の新見隆行さまです。

 

 

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■経営者として「天狗になっていた」時期

 

ビジョンがまだ明確ではない頃から、「みんなが幸せになる診療所」という合言葉はありました。

当初はその言葉を大切にしていたのですが、日々の忙しさの中で「みんなが幸せになる」という状態につながらないことも、次第に増えていったように思います。

私自身、少し天狗になっていた時期でもあって、経営に対して独りよがりなところも出てきていました。

 

そんな頃に安東さんの書籍『社長が3ヶ月不在でも成長する会社の作り方』を読んだんです。すぐに「これだっ!」と、ピンと来ました。

 

それまでは経営の研修やセミナーに参加したことがありませんでした。でもブレインマークスさんのコンサルティングプログラムは「受けよう」とすぐに決めました。仕組み化やビジョンなどの必要性を無意識に感じていて、直感が働いたのだと思います。

 

 

■ビジョンを考え続け、仕組み化に取り組む

 

プログラムでは、「自分が間違っている」と気づくことが一番の壁でした。

正直、最初は「受講することで、自分の正しさを、より正しいものにしよう」と思っていた節がありました。そんな私に安東さんは「僕は新見さんのために何をしてあげられるかな」と言ったんです。

 

「きっと問題は自分の中にあるんだ。この人はそれをわかっているけど、自分はまだわかっていないんだな」

と気がつきました。

そこからは今までの自分の過ちを素直に認め、「変わろう」と強く意識し始めました。

 

ビジョンの作り方や考え方を習っても、すぐに「これだ!」と確信できるものはなかなか出てきません。私は受講中に少し形を作り、卒業後も継続して1年ほど考え続けました。

結果、仕組み化への取り組み方や意識も変わりました。

自分が現場にいなくても医院を運営できることを第一に考え、歯科衛生士中心の体制で収益が上がるようにしました。

 

定期健診などの予防処置は、衛生士が受け持つことのできる部分でもあります。そこを任せていくことで衛生士の活躍の場を作り、患者さんのためにもなり、医院の収益も上がる。そんな状態を実現しました。

 

 

■規模を追うことよりも、組織を育てることに注力

 

今ではスタッフが自発的に仕組み化を進めてくれています。「仕組み専門の幹部」も置きました。

今後は「仕組みを完成させる」ことと「財務を良くする」ことに注力していきます。

主にオペレーションや日常業務、人材育成を仕組み化したいと考えています。

そして、もう一つの変化があります。以前は「〇年には、群馬県内に〇店舗!」といった目標を置いていたのですが、今は規模を追わないようになりました。

 

実は、歯科医師の求人はとても難しく、安定して働き続けてくれる医師にはなかなか出会うことができません。技術だけではなく人間力もある人を採用したいと思えば、なおさら。

そのため、まずは自社の魅力を高めることに力を注ごうと思っています。

組織が育っていけば、そこに見合う人との出会いも訪れるはずだと信じています。

 

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