コンサルティング
■6×15 METHOD & SESSION CONSULTING 〜人財育成システム
「人財教育」と「人財育成」は似ているように思うかもしれませんが、やるべきことは違います。教育システムで作ったルールやマニュアルをどう運用していくか。これをトレーニングし、定着することが人財育成です。
会議の進め方や社員面談のやり方をマニュアルで定めたとしても、社員の「わかる」と「できる」は別。わかったものをできるようにしていくのが育成です。会議の進め方に関するルールを知ったなら、それをどうやって実際に運営していくのか、トレーニングしなければいけません。
とは言え多くの人は、「わかる」と「できる」の違いに気付けないものです。経営者の感覚としては「わかればできる」が当たり前かもしれません。だから「なぜできないんだ!」と叱責することになってしまうわけです。
しかし、これは経営者にとっても同じこと。得意な分野は最大限能力を発揮できたとしても、苦手な分野については、すぐに「できる」ことは少ないはずです。
一つの会社に集う社員でも、一人ひとり、「わかる」と「できる」のレベルが異なります。チームで多様性を大切にし、前に進んでいくには、教育システムと育成システムの両方を整えておく必要があります。
こうしたシステムのプロトタイプは、スタッフが10人未満くらいの時期から作っておかなければなりません。その上でアクセルを踏み、拡大期へと向かうのです。
新しく入った人が成果を上げ続けられるか? その人がさらに後輩にも教えていくことができるか? この仕組みがないと、売り上げが伸びてはしぼむという壁を乗り越えることができません。
経営者がそれを決断するのは難しいことかもしれません。でも勇気を持って立ち止まってほしいと思います。それを後押ししていくために、ブレインマークスがいます。