コンサルティング
■なぜ30人以下の中小企業にパートナーコンサルタントが必要なのか(4)
ブレインマークス代表の安東です。
私たちは今、「CSO」(Chief Structure Officer)という機能を代行する新サービスの準備を着々と進めています。
CSOとは「組織作りの型を身につけた責任者」。
理念やコアバリューを掲げるだけでなく、それを社内に浸透させ、体現させていく役割を担います。
なぜ、CSOの機能を代行することが必要だと考えているのか。それは、こうした役割を担う人を社内に置くことが非常に難しいからです。
組織をどのように作っていけば、スタッフが共通の目的を持って前に進んでくれるようになるのか。そのやり方は、社長も含めて誰も知らないという企業も多いのではないでしょうか。
理念を根付かせ、それを通じて社内をサポートしていく方法を体系的に理解している人は、世の中全体で見てもごくわずかです。
一部の成功者しか持っていないノウハウであるとも言えます。
中小企業がそんな人を雇うことは、現実的にはかなり難しいでしょう。
社内にノウハウがないので教えることもできません。「どこかで勉強しよう」と思っても、誰に教わればいいのか分からない。
特に30人以下の中小企業に顕著なのは、「社内に仕組みを作る」という考え方がないことです。
「社内が一丸となるための仕組み」ができあがったときに、中小企業は大きく飛躍します。ビジネスモデルが形となり、収益を生んでいくのです。
CSOはそれを実現するために存在します。