コンサルティング
ブレインマークス代表の安東です。前回(http://ameblo.jp/brain-marks/entry-12265263076.html)の投稿では、今私たちが新たなサービスとして準備を進めている一大パッケージの概要をお伝えしました。
その柱となるのが、CSOが必要だという考え方です。
CSOとは「Chief Structure Officer」の略称。「組織づくりの型」を身につけた責任者を指します。このような役職を置く企業は現在、どこにも存在しません。
なぜ今、中小企業にCSOが必要だと考えているのか? 今回はそれをお伝えできればと思います。
昨今では、「自社のカルチャー作り」を重視する企業が増えてきました。しかし、単に文化を作るだけでは会社はうまくいかないと考えています。それだけでは、会社を成長させる組織力が足りないからです。
必要なのは、コアバリューを社員に理解させ、浸透させ、体現させるためのカルチャーと仕組みを作ること。それもCSOがやるべき大切な仕事です。
中小企業も皆、理念を持っています。しかしそれを正しく組織に根付かせていくのはとても難しい。「理念」という言葉の定義もバラバラです。どう定義づけるか、そして根付かせるか。あなたの会社には、それを推進できる人がいるでしょうか?
理念とはそもそも、浸透させるものではなく「体現する」もの。それを分かっていないと、浸透させる取り組みで手一杯になってしまいます。
「理念で掲げた通りの会社」になるには?
冷静に考えてみると、そんなことを考えながら組織の運営をサポートできる人がいないという現実に気付くはずです。その課題感が、企業にCSOが必要だと考えるようになったきっかけでした。