コンサルティング
私たちが提供するコンサルティング・セッションの要点をお伝えする「経営コーチングプログラム」のシリーズ。前回まで、企業のブランディングを固めるための方法をご説明してきました。
次のステップは、「組織力」を身につけること。そのために、まずは組織図を作るところから始めます。
分かりやすくするために、高校野球で例えてみましょう。強いチームを作るために、監督が「2年後に甲子園へ行くぞ!」という目標を掲げたとします。
まず監督は、この思いに共感してくれる選手を集め、選び抜いていくはずです。以前にお伝えした「コアバリューを描き、共有していく」というプロセスです。
そして、「先発投手」や「4番打者」、「守備の要」など、一人ひとりの強みにあった役割分担をします。このときに大切なのは、選手それぞれが自分の役割を明確に理解していることです。一人ひとりが練習を通じて力を磨くことで、チームは強くなっていきます。
ところがこれを会社組織に置き換えてみると、「自社のメンバーがそれぞれどんな役割を担っているか」をしっかり定義できている中小企業は、思った以上に少ないのです。
ポジションさえも明確にならず、選手一人ひとりが何を練習すべきか、どのような方向にモチベーションを保つべきかが分かっていない野球チームのようなもの。これでは、組織が強くなるはずがありません。
まずは「誰がどんな責任を担うのか」を決める。これがいちばん大切です。
ブレインマークスもこの考え方に則り、多岐にわたる役割分担を明確にして組織図を作っています。社員それぞれ「何をするべきか」を明確に理解し、能動的に動く組織となりました。
次回は、組織図作りの具体的な方法をお伝えします。
====================
◆業績向上と右腕の育成を同時に実現する
「経営コーチングプログラム」詳細はこちら!
http://www.brain-marks.com/wordpress/vision-management/
====================