ブレインマークスとは
■安東の経営者ヒストリー 〜部分最適ではなく、全体最適のサービスを
「1年後にもう一度、マイケルE.ガーバー氏に会いたい」。
そう決めて理念を考えながら走り続けた安東。その思いはブレインマークスの事業にも変革をもたらしていきました。
====================
それまでのブレインマークスは、税理士事務所や社労士事務所に特化した営業コンサルティングで実績を積み重ねていました。
2001年の税理士法の改正により、これまで禁止だった広告活動の解禁、税理士法人への移行など、業界が自由化への舵を切ったこともあり、顧問先獲得を支援する営業コンサルティング会社のリーディングカンパニーとして、多くの引き合いをいただいていたのです。
税理士会や社労士会からの講演依頼も数多くいただいている状況でしたが、ガーバー氏のメソッドに触れた安東は、そこで話す内容も少しずつ変わっていきました。自分で話しながら、自分自身を納得させていくような感覚でした。
その中で安東は、自らが伸ばし続けてきた従来の事業—−—「営業コンサルティング」という仕事に、少しずつ「物足りなさ」を感じていきます。
確かに「営業コンサルティング」においては高い成果を提供できているかもしれない。しかし、これを続けているだけでは、世の中の多くのコンサルティングがそうであるように、「部分最適」のサービスで終わってしまうのではないだろうか……。
税理士事務所は、顧問先が増えれば人手が必要になります。その人材の採用にも苦労している事務所がありました。何とか人材採用ができても、次は教育の悩みが生まれます。教育していく中で人事評価制度の運用にも悩むことになります。
しかし、私たちが支援できることは、営業の部分だけだったのです。
このときの安東には、ブレインマークスが提供すべき事業の姿が見えてきていました。部分最適ではなく、会社の全体を変えられるような、「良い会社づくり」「社員一丸となって顧客に高い価値を提供できる会社づくり」を支援できるような全体最適のサービスを作りたい。今に至るまで揺るがない思いが生まれたのでした。