コンサルティング
フリーランスとは、自分の力を信じて主体的に働く人たちです。
このような働き方を選ぶ人々が増えることで、日本全体が元気になると感じています。
フリーランスとして働く人は、仕事に対して強い責任感とやりがいを感じ、会社から仕事をもらうと心から「ありがとう」と、感謝の気持ちを持ちながら働いています。
一方、社員として働いている場合、仕事に対するモチベーションや感謝の気持ちが薄れてしまうこともあるでしょう。
仮にフリーランスで生活が成り立たずに再び社員として働くことになっても、主体的に働く習慣が身についていれば、その経験を活かして職場で活躍できるはずです。
こうして、フリーランスと企業の間で活発な交流が生まれ、世の中がどんどん活性化していくと考えます。
フリーランスにも課題は多く存在します。
彼らは組織に属さずに働くため、年齢を重ねるにつれて意固地になり、柔軟性を失う危険性があります。
柔軟であり続けなければ、自分の世界を狭めてしまうことになります。
その結果、苦手な分野を避けるようになり、1人で時間を切り売りする形で働くことになりかねません。
このような状況では、事業を作ることが難しくなります。
フリーランスとして成功するためには、常に新しいスキルを学び、柔軟に対応していく姿勢が求められ、こうした挑戦と柔軟性の両立が、フリーランスとしての成長に繋がるのです。
フリーランスとして成功を収めるには、将来を見据えた戦略が不可欠です。
フリーランスという道を選んだからには、例えば年収3,000万円といった、通常のサラリーマンでは達成困難な目標を掲げてほしいものですが、この目標を持続可能な形で達成するには、単なる個人事業の域を超える必要があります。
リスクを背負ってチャレンジしているフリーランスだからこそ、次のステップとして事業化を考えるべきです。どのような事業を展開すれば目標に到達できるのか、そしてその事業をどのように成長させていけるのかを考えることが重要です。
結局のところ、長期的な成功と安定を求めるなら、個人の能力に依存するだけでなく、拡大可能な事業モデルを構築することが不可欠です。
これにより、フリーランスとしての可能性を最大限に引き出し、真の意味で自由で豊かな人生を実現できるでしょう。
(安東邦彦/第3回に続きます)