ブレインマークスとは
ブレインマークスの今につながる、代表・安東の経営者ヒストリー。前回は初めての創業後に挫折を味わい、ITベンチャーの創業メンバーとして再び立ち上がるまでの経緯をお伝えしました。時は1997年、ITバブルの勃興期。安東は新たなステージで躍動します。
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安東が創業に加わったのは、当時まだ珍しかったIP電話を展開するベンチャー企業。4人の立ち上げメンバーが中心となり、順調に業績を伸ばしていきました。
エンドユーザーやパートナー代理店を開拓するミッションを持ち、取締役営業部長として奔走。成長業界の盛り上がりはすさまじく、安東自身も夜中まで働いたり、朝まで飲みにいったりと、ギラギラした日々を過ごしていました。
当時まだ未成熟だったIT業界を引っ張るのは、若い経営者たち。しがらみもなく、楽しくやっていたそうです。
少ないメンバーでスタートした同社は、成長とともに毎年30人規模で採用を進めていきました。「3年後の株式公開」を目指し、意欲的な仲間がどんどん集まってくる環境。無理も無茶もしましたが、この時、この場所にしかないやりがいがありました。
他の創業メンバー(取締役)は、コンサルティングファームや大手銀行の出身。それまでの安東は売上を上げることだけに邁進し、経営の「け」の字も知りませんでした。20代後半にして、やや年上の優秀な経営陣とともに働くことで、経営戦略や資金計画など「管理系」のスキルも身につけていったのです。
新たな知識を学びながら、営業面や出資者へのプレゼンで活躍。その後の4年間、高いレベルの人たちとともに仕事をすることで、安東は経営者としての力量を高めていきました。