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2024/08/22

書籍『経営は「実行」』

書籍「経営は実行」

今回は書籍『経営は「実行」』を、中小企業の成長に活かす方法についてご紹介します。

著者はハネウエル・インターナショナル前CEO、ボシディ・ラリーと、ハーバード大学で教鞭をとるチャラン・ラム。この著書では、経営は実行がすべてであり、「実行する企業文化をつくること」こそが、会社の成長にとって最も重要であると解説しています。

私たち中小企業が成果を出し続けるために、社内に実行する文化をどのようにつくりあげていけばよいのか、一緒に見ていきましょう。

■実行とは何か

この本で挙げられている「実行」のポイントは、次の3つです。

1.実行とは、体系的なプロセスであり、戦略に不可欠である

2.実行とは、リーダーの最大の仕事である

3.実行とは、企業文化の中核であるべきである

この3つを1つずつ解説していきます。

■体系的なプロセスであり、戦略には不可欠

まず、実行とは「現実に向き合い、現実に働きかける体系的方法」であり、「①人材プロセス」「②戦略プロセス」「③業務プロセス」の3つに分解することができます。

①人材プロセス:社員をきちんと評価し、長期的な計画を立てて育成を実行すること

②戦略プロセス:収益の取り合いを制すために企業の方向性を定め、行動する体制を築き実行すること

③業務プロセス:ビジョン達成に向けて、経営計画に落とし込み、実行すること

つまり、人を成長させ、戦略をマネジメントし、目標に向けて日々実践していく。この3つを、全ての場面で実行できるようにアプローチすることが求められるのです。

■リーダーの最大の仕事

多くのリーダーは、「自分では実行せず、会社の頂点に立って戦略的に考え、ビジョンを示し、社員を鼓舞する」ことが自らの仕事だと信じています。

しかし、実行がうまくいっていない会社において、リーダーは「会社にどっぷり浸かり、社員を鼓舞し、やり方を見せ、皆を実行させていく」ことが大切です。

それはつまり、元GEのジャックウェルチや、サウスウエスト航空のハーブ・ケレハー、ウォルマートのサム・ウォルトンのように、“現場を歩き回るマネジメント”をすることに他なりません。自ら出向いて現場を知り尽くし、実行されている箇所・されていない箇所を把握して人材配置を変えるなど、「現場が動いていく」状態に持っていくことこそ、リーダーの仕事なのです。

■企業文化の中核であるべき

そして、リーダーが「これを実行してみよう」と言ったとき、社員もまた実行のプロセスを理解し、実践しなくてはなりません。そのためには常に目標を設定し、会社全体で達成に向けて動いていく習慣を根付かせる必要があります。

私たちは、「実行するのが当たり前の文化」「決めたことはやり切る文化」を育むことで、変化を楽しみチャレンジする企業文化を確立していくのです。

■今日の結論/本日のまとめ

今回は、会社で実行する文化をつくる重要性についてご紹介しました。

しっかりと戦略を練って人材を投与しながら、立てた戦略について実行していく文化をつくっていく。この文化なくして、会社の成長はないでしょう。

まずはこの本を読み、「実行」の文化を社内に根付かせるヒントを掴んでみてはいかがでしょうか。きっと会社を成長させるきっかけになるはずですよ。

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