■6×15 METHOD & SESSION CONSULTING 〜マネジメント力の強化
リーダーシップの強化を実現できたら、次に取り組むべきは「マネジメント力の強化」です。
マネジメントは、リーダーシップとは全く異なる機能です。リーダーシップは「多様な人材が集まる組織で『同一性を示し、そこへ引き上げる』こと」。対してマネジメントは「スタッフの個性を引き出し、役割分担を通じてそれぞれが活躍できるように調整をすること」を指します。
つまり、リーダーシップは目的を示すことにより全体の士気を高めることであり、マネジメントはその目的に向かい一人ひとりの能力を高め、それらを調整する力のことを指しているのです。
この異なる2つの機能を、会社によっては経営者が両方担っているという場合もあります。しかし、もし右腕となる存在が理解し実行してくれるなら、適切な役割分担がされ、会社成長は加速していくことでしょう。
だからこそ経営者は、マネジャー(右腕)を育成しなければならないのです。
一般に定義されているマネジメントは「管理」と訳されることが多いと思います。しかし、管理のみで理念とビジョンを実現することはできません。個人を引き上げ、それぞれが活躍し、役割を正しく全うして初めて実現できるのです。
マネジャーの、個性を引き上げ、役割分担を通じて「1×1を2以上」にしていく能力はそのまま、人を育てることにつながっています。ブレインマークスでは面談の技術などを提供しながら、マネジメント力を高めていく取り組みを行っています。