前回は、商品としての絶対的な強みに立ち返って考える「最強の商品パッケージ」が重要であるとお伝えしました。エンドユーザーにどんな商品価値を提供できるか。ブランド戦略を考える上で、必ずぶつかる壁でもあります。
新規事業を起こす場合は分かりやすいのですが、既存のサービスを長く手掛けていると、「どうすれば最強の商品価値を提供できるか?」が見えづらくなっていくもの。
顧客にとって分かりづらい商品体系になっていたり、価格の妥当性が崩れていたり。場合によっては一言で「この商品の価値は○○です」とうまく表現できないこともあります。
既存のサービスにおける最強の商品価値を、毎年のように自分たちで振り返りながら、考えていく必要があるのです。
振り返りを行うことで、改めてその商品の価値や、より価値を提供する為の改善点に気づくこともあるはずです。
最強の商品価値を考え続けることで、マーケットや時代の流れに合わせて変化できるようになります。あのスターバックスでさえ、今までに5回もロゴを変えています。
ブランディングがうまくいっている企業は、この点検を絶えず繰り返しています。反対にあまりうまくブランディングを行えていない企業は、市場に受け入れられた商品が長続きせず、一発屋で終わっています。
上手に変化しながら、自分たちが提供できる最強の商品パッケージを見直し続ける。これもブランディングの重要項目と言えるでしょう。
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