フォー・ノーツ株式会社 代表取締役社長 西尾 太様

Q1.Dreaming Roomに参加する以前の自社/ご自身の問題点・課題・悩みは何でしたか?

1人で事業を行なっていましたので、全てが僕でなければだめでした。独立当初は自分で全て決めていけることが嬉しくて、とても楽しかったんです。会社に勤めているときは些細なことでも「承認」が必要でしたから。
ただ、それも創業6年目を過ぎた頃から少しずつ辛さを感じてきました。年齢的にもこのままずっと一人でやっていくのは難しいんじゃないかと考え始めたんです。そこで、組織化や仕組み化が必要だと感じたんです。ただ、社員を雇うからには自分がいなくても社員が食べていけるようにしていかなければならないと思いました。

Q2.参加しようと思った理由は何ですか?

以前からブレインマークスさんとはビジネスを通して付き合いがありました。そこで、Dreaming Roomを知ったんです。Dreaming Roomは自分が直面している問題を解決するために必要だと感じました。

それともう一つ、経営者の濃いネットワークが欲しかったということもあります。経営者の集まりっていっぱいありますよね。それでも、僕は少し面倒くさがりなので、薄い関係の経営者の集まりは好きじゃなかったし、苦手でした。ただ、Dreaming Roomはそういった集まりとは違う気がしたんです。一緒に勉強して、一緒に考えていくことで、他の経営者の方と非常に絆の強い関係が出来上がると思えましたね。


Q3.Dreaming Roomを受講してみて、壁にぶつかったときはありましたか。それをどう切り抜けたのですか?

参加中は壁だらけですよ!正直あんなにしんどいとは思わなかったですね。次々に「はい、考えて」と質問され、答えることに必死でした。だから、「自分は何をやっているんだっけ。自分のビジネスって何だっけ」と、すごく考えましたね。とにかく考えて書く、考えて書くを、繰り返してなんとか乗り切ろうとしました。もちろん、とても苦しいんですが、その作業がすごく楽しかったんですよ。

卒業後の今では、社員が仕組み化の重要性と経営者の仕事について理解を示してくれています。
「職人を我慢して社員に仕事を振ろうとしているのは感じる」と言ってくれるほどになりました。

Q4.今後の目標を教えて下さい。

自社業務の内容を仕組み化していこうと思っています。お客様に提供している自分のノウハウをシステマチックにしていきたいんです。もちろん、全てを仕組み化するのは難しいです。ですから、できることから順番に仕組み化に取り組んでいるところです。具体的には社員だけのミーティングも増えましたし、人数が増えるにつれて今までは案件を「共有」という形だったのですが、担当制に変えました。

今は、いつ新人が入ってもわかるように、マーケティングからの営業の仕組み化に力を入れています。少しずつ成果が出始めましたが、それでももっとブラッシュアップして利益に繋がるようにしていきたいと思っています。あとは、自社の適正検査を活用した個人向けのビジネスと企業向けビジネスの仕組み化を目指しています。企業向けビジネスは、並行して整備も行なっている最中です。

Q5.今後、Dreaming Roomに参加される方にメッセージをお願いします。

正直、Dreaming Room はしんどいです。職人から経営者に思考が変わっていきますから。ただ、会社がうまくいかないのは、仕組みがなかったり、明確な目標を経営者が持っていないからだと思っています。だからこそ、現状を変えたいと思っている方にはDreaming Roomは良いと思いますね。

あとは、参加するにあたり、素直さが大切だと思います。自分が正しいと思いがちですが、もしかしたら間違っているかもしれないという気持ちを持つことですね。私は、安東さんに叱られたりもしましたが、年を重ねるごとに叱ってくれる人はいなくなりますから、貴重な場だったと思います。叱られても、ありがたいなという気持ちで参加してみてください。

西尾社長、ご協力ありがとうございました!

フォー・ノーツ株式会社 ホームページ
(インタビュアー:株式会社ブレインマークス 橋本真那美)

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